等身大の主人公が今最も似合う萩原利久。昨年大躍進した河合優実。まさに旬の2人が恋愛映画で初共演!
4月25日全国公開
萩原利久×河合優実インタビュー
——原作は、お笑いコンビ・ジャルジャルの福徳秀介さんが書いた恋愛小説です。
萩原 脚本を先に読んだので、原作は小西を演じる前提で、自分がいかに現場に向かうか、そのヒントを探しながら読みました。言葉の立ち方だったり置き方がすごく印象的なので、それをどうお芝居に消化していくかを考えながらだった気がします。
河合 私も脚本から先に読みました。大学生という、人生の中の短く、キラキラした時間の中で生まれた色や、登場人物のちょっと変わってるけどそれがいとおしいところは、『横道世之介』を思い浮かべました。だんだん高校生の役からも年齢が離れてきたし、でも母親や働く女性の役にはまだ早いかなという時期に、大学時代特有のきらめきを演じられるのはすごく楽しみでした。
——関西大学の学生という設定で、実際に関西大学で撮影。大学生になってみたい?
萩原 やってみたいという気持ちはあります。僕は大学生をやっていないので大雑把にしか想像していなかったのですが、ホントにキラッキラッしてるんです。年齢は変わらない人もいるだろうに、何かまぶしかったです。
河合 私は1年間大学に通った後コロナ禍になったので中退しちゃったんですけど、その1年だけ人生の中で浮いている感じがして。もちろんやり切った感じもしないし、学校になじんだ感覚もないのですが、1年だけでも通ったからわかることも確かにありますね。もう1回行きたいです。
——大学生のキラキラした感じが映像に映っている?
河合 そうですね。私たちの今回の役はあまりキラキラしていないですけど(笑)。
<続きは、TVnavi6月号をご覧ください。>
写真/藤本和史 文/外山真也 ヘアメイク/[萩原]Emiy(Three Gateee LLC.)、[河合]村上綾 スタイリスト/[萩原]鴇田晋哉、[河合]山本マナ 衣装協力:[萩原]リング(マリハ:03-6459-2572)、その他=スタイリスト私物 [河合]ドレス=メリル ロッゲ(ジジナ:1996.gigina@gmail.com)、リボンリング=ラブバイ イー・エム、チェーンリングとイヤーカフ=イー・エム(イー・エム アオヤマ:03-6712-6797)
はぎわら・りく
1999年2月28日生まれ、埼玉県出身。ドラマ&映画「美しい彼」シリーズ、ドラマ「めぐる未来」(24年)、「リラの花咲くけものみち」(25年)、映画『キングダム』シリーズ、『世界征服やめた』(25年)など。
かわい・ゆうみ
2000年12月19日生まれ、東京都出身。ドラマ「不適切にもほどがある!」(24年)、映画『あんのこと』『ナミビアの砂漠』(ともに24年)など。現在、連続テレビ小説「あんぱん」が放送中。