初のプロの女性棋士誕生を期待されながらも弁護士に転向した主人公が、得意の将棋になぞらえて事件を解決する完全オリジナル脚本の将棋×痛快リーガルドラマ。主人公・天童を演じる上白石萌音と、竜美とバディを組む弁護士・を演じる高杉真宙が初共演!
竜美さんが将棋について語っているところはテンポ良くて好きです——高杉
将棋や弁護士用語など難しそうなことも 映像でわかりやすくなって面白い——上白石
2025年1月17日スタート(初回10分拡大)毎週金曜 後9:00〜9:54テレ東系
——作品の印象を教えてください。
上白石 想像以上に将棋色が強いなと思いました。私は将棋レベルがゼロにも満たないぐらいからのスタートだったので、最初は台本を読んでいてもわからない単語とかも多くて。でも将棋がわからない私でも読み進めていくうちに主人公が将棋脳で物事を考えるところが面白くて、最後にはすごく心が温まる展開もあって、これが映像になると新しい作品が出来上がる予感がしました。
高杉 竜美さん(上白石)、セリフ量多くないですか? 僕、最初台本読んだ時に「上白石さんずっとしゃべってるな」っていう印象しかなかったです(笑)。
上白石 いや、でも虎太郎先生もしゃべっていますよね?
高杉 いやいや……。でも字で読むだけだと理解が難しいけど、現場に入ってみたらすごくわかりやすかったです。
上白石 私もです! セリフのラリーで想像がつかなかった部分が映像として浮き彫りになって、高杉さんをはじめキャストの皆さんとのお芝居に感動しつつ、日々勉強しながら楽しんでいます。
高杉 個人的には、竜美さんが将棋について熱く語っているところのテンポ感も良いし、聞き取りやすくて感動しました。将棋とリーガルものを絡めるのは難しそうだなと思っていましたが、上白石さんと同じく楽しく撮影しています。
上白石 私たちが感じている面白さは、きっと視聴者の皆さんにも楽しんでいただける部分だと思います。2人がどうやって事件を解決していくのかはもちろん、将棋そのものに興味が湧く方も増えるんじゃないかなと思います。
——初共演とのことですが、お互いの印象を教えてください。
上白石 顔立ちもたたずまいも、とても端正な方じゃないですか。
高杉 ありがとうございます(照)。
上白石 って思ってたんですけど…。
高杉 そこからの印象を聞くのは怖い。
上白石 もっとクールな感じの方だと思っていたんですけど…。
高杉 それは「って思ってたんですけど」だ(笑)。
上白石 (笑)。3枚目というかとってもフランクな方で、本当に悔しいぐらい人間的に出来上がっている方だなと思いました。
高杉 出来上がってはないよ。
上白石 気の遣い方もうまくて、相手を恐縮させない感じで、スッと優しさや気を配ったりする方。現場でそういう瞬間を目の当たりにするたびに、ちょっと嫉妬心が…私がやりたかったのにって(笑)。現場の空気を爽やかに風通し良くしてくださっていて、すごく心地良く日々を過ごさせていただいています。
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1998年1月27日生まれ、鹿児島県出身。「世界くらべてみたら」(TBS系 毎週水曜 後7:00)レギュラー出演中。映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』が公開中。映画『35年目のラブレター』が2025年3月7日に公開予定。
1996年7月4日生まれ、福岡県出身。近作に「となりのナースエイド」(24年)、映画『オアシス』など。「ガンニバル シーズン2」が2025年3月19日よりディズニープラス「スター」にて配信予定。
