2002年4月から放送してきた経済ドキュメンタリー「ガイアの夜明け」が4月よりリニューアル。番組の顔となる“案内人”に、本格派の演技で知られる長谷川博己、ナレーターに大人の魅力と渋い演技が印象的な田中哲司が就任した。初回収録後に行なわれた会見をレポート!
毎週金曜 後10:00〜10:54 テレ東系 ※BSテレ東は、毎週日曜 後10:30〜11:25
ガイアの夜明け案内人に就任!
——今回のリニューアルで、毎回のテーマに応じたドキュメンタリーの多方面な見方や内容に深みを与える語り部に加え、本格的寸劇を交えることになりました。長谷川さんは、案内人という七変化するキャラクターに扮し、視聴者に語りかける存在としてご出演されます。案内人の話を聞いた時の感想を教えてください。
「歴史のある素敵な番組にキャスティングいただき大変名誉に思っております。昔から拝見している番組で、僕がちょうど劇団に入ったぐらいの時に寸劇パートを役所広司さんがやっていて、すごくカッコいいなと思っていました。今回、その役割が復活して、さらにそのお話が自分のところに来たということで、すごく感慨深いものがありましたし、とても嬉しかったです。ただ僕自身、毎週放送される番組に出ることが初めてで、どこまでできるかわかりませんが、1クール(3カ月)で降ろされないように(笑)、一生懸命やっていきたいなと思います。また僕のパートは、連続するオリジナルストーリーになっているので、広く楽しんでもらえると思います」
——すでに3本分収録されたと伺いましたが、演じてみていかがでしたか?
「まだ完成を見られていないので、ちゃんと寸劇になっているのか不安ですが、いろんなことを試しながら、楽しくやらせていただきました。どのような声色で語りかけるのかなどは、試行錯誤している段階なので、収録を重ねながら考えていければいいなと。経済のドキュメンタリーが主体なので、僕のパートが入ることによって放送内容がわかりやすくなるようにお手伝いができたらいいなと思いました」
<続きは、TVnavi6月号をご覧ください。>
写真/中村嘉昭
はせがわ・ひろき
1977年3月7日生まれ、東京都出身。近作は、「アンチヒーロー」(24年TBS)、映画『リボルバー・リリー』(23年)など。