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「純愛上等!」山中柔太朗✖️髙松アロハ

山中柔太朗と髙松アロハの主演で、七緒原作の同名コミックを映画化した青春ラブストーリー『純愛上等!』。本作で、もうケンカも恋愛もしないと決めた紅桜高校のトップ・亀井円を演じる髙松と、敵対する高校のトップ・佐藤美鶴を演じる山中は、不器用でまっすぐな恋に落ちる2人をどう演じたのか。アーティストとしても活躍してきた2人が、共演の感想や撮影の様子を明かしつつ、お互いへの思いや俳優としての魅力について語ってくれた。

精一杯こだわった胸キュン&アクションシーン
――本作は漫画原作ですが、原作を意識して役作りをしたところはありましたか?

山中 僕が演じた美鶴は、原作では結構ムキムキな青年で、プロデューサーさんや八重樫(風雅)監督から「できるだけ体を大きくしてほしい」と言われたこともあって、クランクインするまでに目標を決めて体を作りました。食べる量を増やして、7〜8キロぐらい体重を増やしてから筋トレをして。目標は達成できたんですが、そういう本格的な体作りをしたのが人生で初めてだったので、結構大変でした。撮影が終わったらすぐに痩せちゃいました(笑)。

髙松 撮影中、本当にめっちゃガタイ良くなってたよね。脱いだ時の筋肉とかすごかったです。撮影入る前もパンプアップとかしてたし。

山中 汗だくでやってました。アロハくんはアクションを頑張ってたよね。

髙松 そう。円はケンカをするシーンが多かったので、たくさん練習しました。アクションをちゃんとやるのが初めてだったんですけど、現場に入る前からめちゃくちゃ頑張りました。普段、ものを殴ったりとかしないからすごい難しかったです。

山中 いや、それが普通だよ(笑)?

髙松 そっか(笑)。ただ、過去の円には〝ケンカ最高!〟みたいなところもあるんですけど、僕もパフォーマンスをする際には〝かましてやるぜ!〟みたいなテンションになるので、そのワクワク感などは表現しやすかったですね。そこが自分と円が似ているところかな、と思いましたし、監督からも「感情で体を動かしてほしい」と言われていたので、つかみやすかったです。

――見せ方という意味でこだわったことはありましたか?

髙松 円のアクションは、どちらかと言うと殴るよりも避ける方が多いアクションだったんです。あんまり自分から殴らないというか。だから殴る型をあれこれ教わったりしたわけではないのですが、(身振り手振りを加えつつ)ここにカメラがあったらこういう殴り方をするとか、フックはこうで、アッパーとかはこうで……とか。あとはミット打ちとか避け方とか、基礎の基礎から学ばせていただいて、すごい勉強になりました。

山中 実際、ほんとにすごいアクションをしていました。アロハくんは運動神経もいいしダンスも上手だから、動きを覚えるのも早くて。すごく迫力のあるアクションになっているので、皆さんも見たらすご! ってなると思います。あと見せ方でこだわったのは、やっぱり2人の距離が近づくシーンです。目線の使い方とかを、「1回瞬きして上を見て……」みたいな感じで監督がすごい細かく指示を出してくれました。瞬きのタイミングまで決めるっていうのは、やったことがなかったのですごく興味深かったし、新鮮でした。

――それぞれが演じた美鶴と円というキャラクターについて、どんな人物だと思っていたのでしょうか?

山中 美鶴はちょっと暗い過去があったり、内側にしんどい思いを抱えている人物
なんで、陰キャの僕がやるからこそ、その良さをうまく出せるんじゃないかなと思っていました。

髙松 いやいや、陰キャじゃないでしょ(笑)!

山中 ふふ。でもハマリ役だからこそ多分選んでいただいたんだなというか。〝何かありそう〟な感じがするな、と思ってもらえたのかなと思って。だから、そういう含みを持たせることができていたとしたら、それが美鶴を僕が演じた意味なのかなと思いつつ、お芝居をしていました。

髙松 なるほど。僕は、円はケンカをする時だけいつもの表情ではなくなるところがある人だなという印象があって。そこにもちゃんと理由があるんですけど。その時の(自分のお芝居の)表情は、自画自賛ですけど……よかったなと自信あります!

山中 本当によかったです。 アロハくんは「超特急」で活動している時もすごい表情豊かで、ぱっと切り替えられるところがあるから。そういうのが今回、生かせていたんだろうなと思いました。

<続きは、日本映画ナビVOL.121をご覧ください。>

写真/福本邦洋 文/深田尚子 ヘア&メイク/[山中]yuk(a JOUER)[ 髙松]SUGA NAKATA(GLEAM) スタイリスト/[山中]平松彩希 [髙松]中瀬拓外
Ⓒ映画『純愛上等!』製作委員会

やまなか・じゅうたろう
2001年12月23日生まれ、栃木県出身。ダンスボーカルグループ・M!LKのメンバー。近作に映画『あたしの!』(24年)、『君がトクベツ』(25年)、テレビドラマ「できても、できなくても」「悪いのはあなたです」(25年)など。現在「黒崎さんの一途な愛がとまらない(」日本テレビ系)「、人間標本(」Pri meVideo)に出演中。「北方謙三 水滸
伝」(2月15日WOWOW)に出演予定。

たかまつ・あろは
2000年10月26日生まれ、神奈川県出身。22年より超特急のメンバーとして活動中。演技面では近作に、テレビドラマ「4月の東京は…」(23 年)「社畜人ヤブー」(25 年)など。現在「ゲームチェンジ」(BSTBS)「パンダより恋が苦手な私たち」(日本テレビ系)に出演中。

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