主演・藤井流星と七五三掛龍也が共演する新ドラマ「ぜんぶ、あなたのためだから」は、夏原エヰジの小説を原作とするラブサスペンス。物語は、結婚披露宴の最中に何者かによって新婦・沙也香のシャンパンに毒が盛られることから始まっていく。新郎・林田和臣(藤井)は、結婚式の撮影をしていたカメラマンの桜庭蒼玉(七五三掛)を巻き込み、真相に迫っていく。ドラマ初共演となる2人に話を聞いた。
1月10日スタート 毎週土曜 後11:00~ テレビ朝日系
毎回多く張られている伏線も見どころです―― 藤井ふじい・りゅうせい
やったことの役柄にワクワクします―― 七五三掛
――今回の作品を演じる上での感想を教えてください。
藤井 サスペンスという題材をメインで演じさせていただくことが初めてなんですけど、サスペンスが大好きなので嬉しかったです。僕が演じさせていただく和臣は、特別明るい人でもなければ嫌なやつでもないし、ある意味すごく普通ともいえる人物なので、自分にもともとある性格を和臣の性格と照らし合わせながら演じさせていただく方がリアル感、人間らしさ、人間くささみたいなものが出てきてより良い演技ができると思います。普段の友達とのしゃべり方だったり、ふざけている時の自分のテンションだったりなど、自分本来の性格の要素も入れることができれば、思い描く理想の和臣を演じることができると考えています。それに加えて見どころは、多く張られている伏線だと感じました。
七五三掛 今まで自分が演じたことのないジャンルの作品と役柄だったのでワクワクしました。原作を読んで、役作りのために髪の毛を黒くして伸ばしたり、カメラマン役なので、普段から自前のカメラを首から掛けるようにしています。桜庭は物事を俯瞰で見ている冷静な人で、僕が普段使わないような言葉を言うので、ちょっと戸惑うところがあります。ただ、誰か違う人を演じるというよりは、桜庭という人間がどうしてその言葉を選んでいるのか? というところを分析しながら、自分の中から自然とその言葉が出るように試行錯誤しています。
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写真/TOMO 文/武市尚子
ふじい・りゅうせい
1993年8月18日生まれ、大阪府出身。
しめかけ・りゅうや
1995年6月23日生まれ、茨城県出身。
