アパレル商社を舞台に、社長秘書を務め俳優の氷室旬を推している主人公・南愛衣(鈴木愛理)と、彼女の上司になる年下男子・氷室旬が繰り広げる胸キュン必至のラブコメディーに、氷室(高代)旬役で出演中の八木勇征。
毎週水曜 深0:30〜1:00 テレ東系
加藤茶さんと鈴木鈴木さんの3 人で踊ったエンディングは宝物です
「俳優の旬と、社長の旬…という1人に2つ以上の役柄があって。社長の時は、第2話のセリフでもあったように、〝社長を演じる〟旬を演じるという2重構造で。第4話までは旬の中にある社長像をイメージして演じていて、それ以降はいろんなアクシデントを乗り越えて自信がついてくる旬というグラデーションをつけながら演じました。俳優の旬は、映画撮影や2・5次元作品のスチール撮影のシーンもあって、2・5次元のシーンでは、旬の俳優仲間である桜木役の高野(洸)くんに、剣を構えるときに指を少し開けて空間を作るとか、ポーズの細かいところまで教えてもらいました。いろんな撮影がある中で、オフィスのシーンは、鈴木さんと僕以外にも(3時のヒロイン)かなでさんなど出演者の方たちもたくさんいらっしゃったので、わちゃわちゃしている雰囲気やコメディーらしいやり取りもあって、すごく楽しかったです」
そんな旬は、俳優から会社社長に就任し、社長業に邁進する自分を懸命に支えてくれる愛衣に少しずつ惹かれていく。
「年上女性と年下男子のラブストーリーは見たことがあって、年上女性の包容力や余裕はカッコいいなと思っていたのですが、演じるのは初めて。この作品は、愛衣と旬2人でのシーンが多いので、鈴木さんとそのシーンにつながるところの距離感はどれくらいかな、とか、お互いの気持ちはどんな感じかななど確認しながら撮影していました。あと、キスをすると台本に書いていても、話数やシーン的にもキスじゃなくて、主人公の愛衣に対して寄り添う気持ちを強くしたら、キス以外の行動や表現が生まれてくるんじゃないかっていうのも監督やプロデューサーの方々と話し合いながら撮影しました。その話し合いも、個人的に思うことがあっても、最初はなかなか言えなかったんです。でも鈴木さんから『どう思う?』と話しかけていただいたのをきっかけに、細かい部分まで話せるようになりました。やっぱり主演である鈴木さんがブレずにいてくださったからこそ、僕もスタッフさんも安心して撮影を進められました。あと、疲れている時でも、本当に周りにエネルギーと明るさを与えてくださっていたので、大変な撮影も乗り越えられたと思います」
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写真/福本邦洋 文/宮西由加 ヘアメイク/福田翠(Luana) スタイリスト/中瀬拓外
1997年5月6日生まれ、東京都出身。ダンス&ボーカルグ ループ「FANTASTICS」のボーカル。俳優としても活動中。映画『矢野くん の普通の日々』(24年)、『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』『隣のステラ』 (ともに25年)、ドラマ「あやしいパートナー」(25年MBS・TBS)などで主演 を務める。FANTASTICSとしては、「ファンタスティックPARK」(テレビ朝 日系 毎週火曜 深1:02)に出演中。「FANTASTICS LIVE TOUR 2025 “BUTTERFLY EFFECT” -FLY WITH YOU-」が12月21日まで開催。
