スピッツの名曲を原案に行定勲監督が紡ぐラブストーリー
12月19日(金)公開
98年にリリースされたスピッツの「楓」。27年経った今でも上白石萌歌やUruなど多くのアーティストにカバーされ、高校の合唱曲としても定番となった名曲からインスパイアを受けて、行定勲監督が手掛けるオリジナルラブストーリー。行定監督は「この映画は喪失から立ち直れない人々を描く物語です」と語る。
「人間の美しさだけでなく愚かさや身勝手さが露呈するのが恋愛だ。だから、ひとりでは生きていけない弱さや狡さがそこに介在する。楓の花言葉には、『調和』『美しい変化』『大切な思い出』『遠慮』とあります。私は『遠慮』をこの物語の核にして恋愛を描きたいと思いました」
双子の弟・恵を事故で喪ったカメラマンの涼を福士蒼汰、恵の恋人で天文が趣味のヒロイン亜子に福原遥が扮し、恵のフリをして亜子の恋人として振る舞う涼と、とある秘密を抱える亜子の切ないドラマを繊細に紡ぎ出す。涼が抱える真実を知る幼馴染みを宮沢氷魚、涼の後輩のカメラアシスタントに石井杏奈、亜子の行きつけの店の店長に宮近海斗とフレッシュなキャストが共演。主題歌はもちろんスピッツの「楓」。
原案:スピッツ 監督:行定勲 出演:福士蒼汰、福原遥、宮沢氷魚、石井杏奈、宮近海斗、大塚寧々、加藤雅也
東映/アスミック・エース配給 12月19日公開 ©2025 映画『楓』製作委員会
