毎週水曜放送中 深1:00~1:30 テレ東ほか
感動したり、感動させることはすごく大切なことですよね——金子
同年代で1つの作品を作っていけるのは貴重だと思います——草川
ブルースみたいに会話のセッションで人生観が広がります——井之脇
人生につまずいた男たちが晩御飯を共にする〝晩餐活動〟(略して晩活)で癒やされていく姿を描くハートフル・グルメドラマに、井之脇海と金子大地がW主演。さらに高校時代の同級生役で出演する草川拓弥を交えた3人が、ドラマとお互いについて語り合った。
——それぞれ演じられる役柄について教えてください。
井之脇 僕はテレビ局でドラマディレクターをやっている32歳の田窪優太役です。彼は、社会に揉まれて心が思うように動かなくなっていますが、ちゃんと心の奥にときめきみたいなものを持っていて、僕はそこが好きです。
金子 元料理人で今はニートの佐藤耕助を演じます。耕助は、2人と出会うことで閉じていた視野がどんどん開けていくような役柄です。料理するシーンが多いんですが、僕自身は手際がそれほどよくないのと、何より片付けスキルが全然ないので、頑張ろうと思ってます。味付けだけは得意なんですけどね(笑)。
草川 僕は、コンビニの店長で離婚歴がある蒔田葵役です。一見おちゃらけているイメージですけど、すごく気遣いができる、場を和ませる人。でも実はいろいろなものと向き合うことから逃げている男です。
——皆さん、以前に共演歴がありますが、現状、それぞれどんな俳優さんだと思っていますか?
金子 井之脇さんが出演されている作品をけっこう拝見してます。唯一無二の俳優さんで、不思議な魅力をお持ちですよね。いつか絶対また共演できると思っていたので、今回とても嬉しいです。
草川 僕は井之脇くんとはもう10年以上前にご一緒したきりだったので、ちょっと偉そうな言い方になり申し訳ないのですが、「大人になったな」って(笑)。僕がいちばん年上で、井之脇くん、金子くんの順で1個ずつ違うんですよね。
井之脇 僕も草川さんはお兄ちゃんのイメージですよ(笑)。アーティストとしての活動をされていてカッコいい存在ですし、お芝居もただ明るいだけじゃない複層的なものを感じました。草川さんが持ってる人としてのカッコよさなのかなと思っています。
金子 僕は台本で葵がすごく好きになって、草川さんが演じられると知ってグッときたんです。お兄ちゃんイメージの草川さんが、一見かけ離れているように見える葵役ということで、すごく楽しみです。それに、10年もグループ活動をされてて、お芝居と両立されているのは、僕からしたらすごすぎます。熱いお話もいっぱいしたいです。
井之脇 大地くんはいろいろな役をやられてますけど、最近映画では気だるい男子の役が多い気がして。大地くんにしか出せない色気とか人間味がすごく魅力的ですけど、耕助役ではまた違った面が見られるなと、ファンとしては楽しみです。
草川 金子くんと以前共演させていただいたときは、あまりお話できる機会がなかったんです。今回は、井之脇さんも含めた3人でのコミュニケーションが大切な芝居が多いと思うので、より深く知り合っていきたいなと思っています。
〈続きはTVnavi3月号をご覧ください。〉