不器用にもがき続けるヒロインの奮闘記
3/14公開
柚木麻子の小説「早稲女、女、男」を『ストロベリーショートケイクス』『さくら』の矢崎仁司監督が映画化。大学に入学した早乙女カナコ(橋本愛)は演劇サークルで脚本家を目指す長津田(中川大志)と出会って付き合い始める。それから3年。彼女は大手出版社に就職が決まるが、口ばかりで脚本を完成させない長津田は卒業する気すらなく後輩と浮気している様子。そんな中、カナコは内定先の先輩から告白されて戸惑う。こうして大学入学から10 年の時がたつと…。学生から社会人となっても不器用にもがき続けるヒロインの奮闘記。誰もが共感できる人生の喜怒哀楽がここにある。
ここに注目! これまでも多くが映像化されている女性作家の視点
女性視点から社会や人間の本質を見据える洞察力を持つ柚木麻子。その作品は「ランチのアッコちゃん」「ナイルパーチの女子会」などがドラマ化、「伊藤くん A to E」「私にふさわしいホテル」が映画化されている。
©2015柚木麻子/祥伝社©「早乙女カナコの場合は」製作委員会