「踊る大捜査線シリーズ」連ドラ・SPドラマなどノーカット版で一挙全国放送
映画「室井慎次 敗れざる者」「室井慎次 生き続ける者」大ヒット記念 「踊る」の時間はまだまだ止まらない!
BSフジ[放送日] 12/21土 後7:00〜8:00
ロングインタビューと貴重メイキング満載の特番「今だから語る柳葉敏郎と室井慎次」
12年前、『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』をもって幕を閉じたはずの「踊る大捜査線」だったが、脚本家の君塚良一の「室井を成仏させたい」という強い思いから、『室井慎次』2部作は作られた。だが当初、柳葉は出演を拒絶したという。それはなぜか。室井をまっとうした今だからこそ語れる柳葉の思いを、軽部真一アナウンサーが深掘りした。
取材場所に室井チックな表情と態度で登場した柳葉は、すぐに相好を崩し、笑顔で軽部と握手。「室井慎次は親友」としつつも、彼を演じることには難しさや葛藤があったと切々と語る。27年前の連ドラ開始当時に「室井を殉職させてほしい」とプロデューサーに懇願したこと、自身の室井へのこだわり、今作に込めた君塚らの室井と柳葉への熱い思い入れ。湾岸署のメンバーがいてこその室井であり、「青島(俊作/織田裕二)と室井の物語であったほうがウェルカムだったのが本音ですか?」という軽部の言葉に「その通りです」と柳葉は答える。そのうえで、〝最後の室井〟を迎えたことで、彼は室井から解放されたという。
さらに、撮影現場で室井の一つ一つを作り上げていく様子や、次世代の俳優たちに思いを伝えていく様などを捉えた超貴重なメイキング映像も満載。柳葉の気持ちに思わず涙する本広克行監督の姿も見受けられる。『生き続ける者』ラストの青島登場シーンの撮影で交わされた、柳葉と織田の熱いやりとりは特に貴重だろう。
時に笑いながら、時に涙しながら熱く室井と「踊る」を語る柳葉の姿に、きっと心が揺さぶられる。