目次
看護師たちの視点に立ち、医療の世界を描くこのドラマ。2022年放送の第1弾より、どんなところがパワーアップしているのか?
1 「ここがキモ」“あうんの呼吸”で見せる会話劇
岡田将生が「尊敬する先輩」と公言する中井貴一との“バディぶり”は前作以上に、軽快に展開。看護師としては優秀であるものの、そんな自分に酔っているところのある歩(岡田)を静(中井)は甘やかすことなく、さらなる“スーパーナース”へと成長させるために、導いていく。師弟のようでもあり、親子のようでもあり、永遠のライバルのような2人を、岡田と中井がさすがの演技で見せていく。
2 「ここがツボ」看護師寮で男子たちも参加する“女子会”
第1弾でも人気だったのが、歩や静が看護師仲間たちと暮らす看護師寮の場面。個性豊かな女性看護師たちに囲まれる中で、歩と静が仕事場では見せない一面を披露した。今回も看護師寮のシーンは健在。韓国から来た男性看護師のパクイジュン(キム・ヒョンユル)も同居し、前回以上ににぎやかなやりとりが繰り広げられる。
3 「ここがカギ」医療界の最新事情をしっかり描写
本作には「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズ(テレ朝系)のスタッフが集結。そのときどきの医療トレンドや医療問題を分かりやすいテイストで描いているのは、これまでの実績があるからこそ。歩と静はどんなときも患者を優先する “現代のナイチンゲール”。彼らが医療界に憤り発するセリフが心に響くのは、問題提起として確かな重みを持っているからこそ。