人気シリーズ第8弾では、おなじみの3人がクセ者藩主と対決!
9/23日(月)BS朝日4K 後7:00~8:54
〝隠居殿〟水谷豊、〝お節介用人〟岸部一徳、〝隠居殿の妻〟檀れい、という息の合った3人をメインに、武士の日常を描きながら、江戸や武家社会に潜む人間模様をさまざまな事件を絡めて描く本作。第8弾にして、ストーリー展開はますますパワーアップ! 今回は半兵衛(水谷)がバカ殿に扮して悪を討つ⁉
火付盗賊改方をかたる強盗団による犯罪が続く江戸で、半兵衛と奈津(檀)は地方から江戸にやってきた流しのインチキ修理屋に騙されてしまう。一方、勝谷(岸部)は用人仲間から嫁入りが決まった娘にまつわる悩みを耳にする。そんなふたつのささいな〝事件〟をきっかけに、半兵衛らはとある藩の闇へとたどり着くが…。インチキ修理屋と用人の娘、そして江戸を騒がす強盗団、それらがどう巨悪へと結びつくのか? そして半兵衛らの痛快な〝仕置〟とは?
STORY
江戸の町で、火付盗賊改方を装う盗賊による事件がひん発。老中の定信(杉本哲太)は敵対する唐津藩藩主の倉田(金子貴俊)に嫌味を言われる。一方、半兵衛(水谷豊)の息子の用人となった勝谷(岸部一徳)は、将棋仲間の唐津藩用人・木下(菅原大吉)の悩みを知る。娘が倉田の侍女として奉公したことで、大変な目に遭っているというのだ。やがて半兵衛、勝谷、奈津(檀れい)はさまざまな騒動に唐津藩が関わっていることを突き止める。
水谷が何ともほほ笑ましい〝バカ殿〟に!!
23年に放送された第7弾で、老人に扮し話題となった半兵衛の扮装。今回はなんと〝バカ殿〟に扮して悪を懲らしめることに。ストーリーのクライマックスとなる「悪を懲らしめる」シーンで登場するその姿は必見!
水谷 豊
「今回は用人の立場の大変さをお見せできる回だと思います。権力は良い使い方をしてくれれば、良いリーダーになるけれど、こんな使われ方はたまらないというところを描いています。第8弾もとても色の濃い役者さんたちがゲストに出演してくださいました。濃い人たちと濃いお芝居をするというのは時代劇ならでは。最後の悪を懲らしめる場面の撮影は本当に面白くて、とても楽しかったです」
岸部一徳
「下級武士の日常やそこでの悲哀みたいなものが丁寧に描かれていて、さらに用人の世界もちゃんと描かれ、実際はこうだったんだろうなというのが分かります。半兵衛が力になっていくというのは、今までにない描かれ方でしたね。このドラマは俳優にとって幸せな現場。いくつになっても勉強できる場でもあり、こんなふうに素晴らしい監督、スタッフ、共演者とできる機会はなかなかないですね」
檀 れい
「なかなか用人のような立場の日常は描かれないので、そこが垣間見える台本はとても面白く興味深かったです。今回は多くの出演者たちが、点と点からどう線でつながり、どう転がるのか、疑問を抱えながら台本を読んだので、ご覧になる皆さまも本のページをめくるかのごとく、物語を楽しみながらいろいろな要素が絡み合い、最後のバカ殿につながる、とても楽しい展開となっています(笑)」