毎週土曜日 後11:00~11:30 テレビ朝日系
ドラマでは、当初、恋のライバル…と思いきや幼なじみとの恋という共通項を持つ役をともに演じている2人。役とのギャップや長年好きなアニメについてざっくばらんに語ってくれた。
——本作ではピュアな恋が描かれていますが、個人的に感じているキラキラした恋愛ドラマの魅力とは?
小島 ときめくようなラブストーリーを見ると、現実も楽しくなるじゃないですか。もちろん物語の中のことで理想ではあるんですけど「明日はちょっとおしゃれしようかな」とか「笑顔で元気に頑張るぞ」みたいに、見ている人もポジティブな気持ちにしてくれるところが魅力だと感じます。
宮近 自分の恋愛じゃないけど、キラキラするとかキュンキュンするとか、そういった気持ちを体験できるのが良さだと思います。最初に原作を読ませていただいた時、こんなにもキラキラした気持ちにさせてくれるものがあるのかって驚きました。もう宝石箱かと思うぐらいまばゆくて。
小島 すごい表現! お上手、さすがです。
宮近 もう1回言おうか? 本当に宝石箱みたいだなって……。
小島 2回はいらんですって(笑)。
宮近 その世界観を表現しないといけないのは自分的に少しハードルが高いんですが、確実に画面の向こうの皆さんにそういった気持ちになってもらうのがこの作品の使命の1つだと思って、大事に作っています。
——そのために気をつけている部分は?
宮近 例えば普段自分が言い慣れていない言葉も、ドラマの中では日常的に出てくるんですね。自分を重ねるとなかなか出てこなくなっちゃうので、自然にスッと言えるようにしなきゃいけないな、と。
小島 それってどうしてはるんですか?
宮近 ひたすらハードルを低くする練習だよね。普段からメンバーとかに「大好きだよ♡」って言い回ったり。
小島 それは違う方法を探してほしいです(笑)。ただ、普段から役を意識することは自分もやってます。僕が演じている榎本秀は明るいヤツなんで、日頃から声を大きくしたり笑顔を増やしたりして。
宮近 それ、やめたほうがいいよ。
小島 なんでですか(笑)! めっちゃちゃんと答えてるのに。びっくりした〜。
——とても会話の息が合ってる印象ですが、お2人は今回が初共演?
宮近 そうです。『映画 少年たち』(19年)とか2人とも出ている作品はあるんですが、一緒のシーンはなくて。
小島 僕らAぇ! groupは“Travis Japanさんとは共演がない”ってちょっとネタにしていたんですけど、今回でそれが使えなくなるのが残念です(笑)。なのでその分仲良くさせていただきたいです。
<続きは、TVnavi4月号をご覧ください。>
写真/西村彩子(SELF:PSY’S) 文/諏訪圭伊子
みやちか・かいと
1997年9月22日生まれ、東京都出身。「Travis Japanのバラエティだぜ!!」(中京テレビ/Prime Video)に出演中。全国ツアー「Travis Japan Concert Tour 2025 VIIsual」の公演中(〜6月8日)。
こじま・けん
1999年6月25日生まれ、大阪府出身。Aぇ! groupの全国ツアー「Aぇ! group LIVE TOUR 2025 D.N.A」が2月28日からスタート(〜5月11日)。