「あなたの番です」「真犯人フラグ」の制作スタッフによる完全オリジナル脚本で描く究極恋愛ミステリー。連続殺人鬼かもしれない週刊誌のフリーライター・設楽を志尊淳、そんな謎多き男に惹かれるテレビ局の情報番組のディレクター・筒井万琴を岸井ゆきのが演じる。
事件と恋愛の流れが共存して素敵に交わるように——志尊
見ている方も万琴と事件を追う感じが面白いと思う——岸井
4月16日スタート 毎週水曜 後10:00~11:00 日本テレビ系
——ドラマの企画を聞いた感想、また演じられる役をどのように捉えていますか?
志尊 台本が上がる前に1話〜10話までの構想が書かれたプロットを見せていただいたんですが、事件の行方が気になるし、どうなっていくんだろうと思うとともに、そこに恋愛も絡んでくるわけですよ。浩暉と万琴が交わったり交わらなかったりして、すごいワクワクドキドキしました。
岸井 まずドラマで、最初の段階に10話分のプロットをいただくということも私の経験では珍しかったですし、全体を見据えた上で撮影に入れるので、すごく現場が楽しみになりました。物語のテンポもよく、謎の男とかも出てきますし、毎週楽しめるドラマになっていると思います。
志尊 僕が演じる設楽浩暉は、業界でも有名なスクープを連発している週刊誌のフリーライターで、スクープのためだったら手段を選ばない…結構謎に包まれているキャラクターです。
岸井 私の演じる筒井万琴は、テレビ局の情報番組のディレクターで、報道局にいきたくて奮闘しているんですけど、ある事件現場で浩暉と出会うんです。浩暉の適当にやっているように見えて、大スクープを取るところにちょっと嫉妬しつつ、万琴の真っすぐさと疑い深い人物というのが、うまくマッチすればいいなと考えています。
志尊 見てくださる方は、どう思うんだろう。浩暉は本当に連続殺人の犯人なのか? 万琴は疑うのか、信じるのか…。そういうところが気になってくるのかなと思っていて。事件と恋愛の流れがちゃんと共存して、素敵に交わるようになったらいいなという思いでいます。
岸井 そうですね。万琴もテレビの人間であり、刑事ではないので、何か情報を探しつかんだ後に動き出す。その感じがドラマを見ている方も、万琴と一緒に事件を追う感じで面白いんじゃないかなって思います。
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写真/中村嘉昭 文/松橋史子
1995年3月5日生まれ、東京都出身。「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(25年フジテレビ系)、映画『52ヘルツのクジラたち』(24年)など。
きしい・ゆきの
1992年2月11日生まれ、神奈川県出身。近作は「お別れホスピタル」(24年NHK総合)、映画『若き見知らぬ者たち』(24年)など。