謎が謎を呼ぶミステリーエンターテイメントドラマ「MADDER(マダー)その事件、ワタシが犯人です」。乃木坂46の5期生であるが演じる主人公・仲野茜は、偏差値78超の天才高校生。世の中に退屈している茜は犯罪の世界に魅せられ、小さな事件から次第に大きな犯罪へと巻き込まれていく。
4月10日スタート 毎週木曜 カンテレ 深0:25~0:55 フジテレビ 深2:15~2:45
自分がドラマに出られるなんて 今は“全部出し切るぞ!〟の気持ち
「いろんな事件がつながって、最後に驚きの真実が明らかになります。あちこちに伏線が散りばめられているので、視聴者の方も『この人が犯人かな?』と予想しながら楽しんでいただけると思います。私もミステリー好きなので、自分が見る側だったら木曜日が楽しみになりそう」
そう語る五百城は一見癒やし系のピュアな雰囲気で、茜のクールでミステリアスな印象とは対照的だ。
「普段の私とは全く違う役柄なので、びっくりするファンの方も多いんじゃないかな。でも、それも面白いなって思います。『え、五百城ちゃんってこんな顔するの?』みたいに、いろんな表現ができる子なんだなって思ってもらうのが1つの目標です」
特に違いを感じるのは、茜の持つヒリヒリ感だという。
「茜は危ない橋を渡るところがあるんです。例えば自分が仕掛けた事件の謎を解いて欲しくて、危険を承知でヒントを与えたりとか。私だったらそんなスリリングなこと絶対にできないです。そもそも犯罪や事件というだけで怖すぎますよ」
人とはあまり交わらず、単独行動が多い茜。対する五百城は、クランクイン数日ですっかり現場になじんだらしい。
「最初は人見知りもちょっとあったんですけど、同世代の方が多い現場ということもあって、今はすっかり打ち解けています。ドラマの舞台が学校で衣装も制服なので、学生の気分に戻れるんですよね。みんなで一緒にご飯を食べたり、ふざけあったり、何でもない話をしたりして楽しく過ごしています」
今回が地上波連続ドラマ初出演・初主演。やりがいはもちろんだが、大変さも感じている。
「そもそも茜の人となりをつかむのが難しかったし、シーンによっても全然違う茜になるだろうなと思ったので、撮影の時は何個か案を考えていって、監督と話し合っています。私が考えた茜像と監督の思う茜像が違ったりもするので『ここはちょっと違うかな』とか『それいいね!』と言っていただいて、演じながら調整している感じです。トライアンドエラーを繰り返しつつ(笑)、なんとかやってます」
いきなりの大役だが、気持ちはかなり前向きだ。
「ずっとやってみたかったお仕事なので、お話があった時はすごく嬉しかったです。まだ経験が浅い中で主役っていうのは不安も感じましたが、せっかく声をかけていただいたからには、もう全部を出し切るぞ! ぐらいの気持ちで頑張りたいです。もともと子供の頃からドラマが大好きで、学校から帰ったらすぐに前日に録画していたドラマを見る毎日でした。好きな女優さんは杉咲花さん。映画『トイレのピエタ』(15年)も好きですし、最近の『海に眠るダイヤモンド』(24年)もすごくよかったです。昔から演じることへの興味はあったんですけど、自分が本当にドラマに出られるようになるなんて、乃木坂46に入る前は全く思っていませんでした」
2022年、17歳で乃木坂46に加入。
「アイドルになりたいというよりは、“ワクワクするもの”を求めてオーディションを受けました。それまでは毎日があまり面白くないと感じていて、そんな自分を変えたい気持ちがあったんです。茜も天才すぎるがゆえに普通の生活に退屈していた子だから、その部分は通ずるものがちょっとだけあるかも」
<続きは、TVnavi5月号をご覧ください。>
写真/西村彩子(SELF:PSY’S) 文/諏訪圭伊子 ヘアメイク/小坂知未 スタイリスト/菅野悠
いおき・まお
2005年7月29日生まれ、兵庫県出身。22年2月に5期生として乃木坂46に加入。近作にドラマ「古書堂ものがたり」(Lemino・ひかりTV)。乃木坂46の38枚目シングル「ネーブルオレンジ」が3月26日発売。