医師専門の転職エージェント・鳴木金成(岩田剛典)が、医師の父を死に追いやった医療過誤の真相に迫る医療サスペンスドラマ「DOCTOR PRICE」。北山宏光は、鳴木の医師時代の同期・依岡健を演じている。
毎週日曜 後10:30〜11:25 読売テレビ・日本テレビ系
“脇を固める”というポジショニングを楽しみたい
「このドラマのお話をいただいた時は、シンプルに嬉しかったです。ジャンルとして医療系は初めてですし、岩田くんと一緒にお芝居をするのも今回が初めて。歌番組やプライベートでお会いしたことはあったので、『同期』という関係性でのお芝居ができることがすごく楽しみでした」
依岡の職場は、かつて鳴木と鳴木の父親が医師として勤務していた極東大学病院の人事総務課だ。病院を去った鳴木にとって、医療過誤の真相を知るための頼みの綱が依岡といえる。
「原作の鳴木はわりとクセのあるキャラクターなのですが、岩ちゃん(岩田)と現場で台詞を一言二言やりとりした時に、鳴木がすんなり入ってきたんです。こういうクセのある役を“適役”として演じられる岩ちゃんを、俳優としてすばらしいなと思いました。それは、岩ちゃんのフィルターを通したからそうなるわけで。これぞ実写化の良さだなと思いました」
一方の依岡は、原作には存在しないドラマオリジナルのキャラクターだ。原作ファンにとっても、依岡の動きが大きな楽しみになることは間違いない。
「原作の世界観やストーリーの中で縛られることなく、自由に役を作っていく楽しみがあります。意識しているのは、つぶだったキャラクターぞろいの中で、依岡をどう立たせるか…。逆に言うと、あまりクセを付けず、どう存在を消すか。その案配が難しくもあり、やりがいを感じるところでもある。“脇を固める”というポジショニングを楽しみながらやっていけたらいいなと思います」
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写真/竹中圭樹(アーティストフォトスタジオ) 文/須永貴子 ヘアメイク/原みさと スタイリスト/柴田圭
1985年9月17日生まれ、神奈川県出身。現在「HIROMITSU KITAYAMA LIVE TOUR 2025『波紋-HAMON-』」を9月28日まで開催中。舞台『醉いどれ天使』は11月7日〜12月14日(東京・愛知・大阪)まで公演。